レイキマスターとして活動する際、大切なことって何だと思いますか。
豊富な経験や知識を教えることでしょうか?
それとも、技術的な精度を伝授することでしょうか?
もちろん、それらに越したことはないでしょうが、それは多くの他者と自分が関わる中で培われていくことなので、最初から完璧にやろうとしても無理があります。
経験がないからこそ完璧にやるのは無理なのです。
そして、ここで焦りが出てくる人は、それはエゴの声ですので聞き分けて下さい。
それよりも、伝授する側に求められることは、自分を選んでくれた方に、ただ純粋に感謝の心と愛をもって、宇宙のエネルギーを信頼して任せていれば全てがうまくいくようになっているのです。
ですから、新米教師であることに誇りを思って、どうぞ純粋に自分の経験を積んでいってほしいと思います。
そして、もっと大切なことがあります。
それは、伝授する側の懐疑心を除去することです。
教える側、伝授する側に懐疑心があるうちは、そのまま全てに反映されてしまいます。
例えば、レイキの場合であれば、レイキのことを話せる人と話せない人がいるとか、家族にレイキを習っていることを言えないとか心配かけたくないとか、人に話すと変に思われるとか、気味悪がられるとか、言ってもわかってもらえないとか、この人には言えるけどこの人には言えない等々、おっしゃる方がいますが、それが何よりの問題で、伝授する側の勝手な見解と判断によって、エネルギーワークが正しく浸透せず狭められていることです。
家族に言えないって、
家族に言えないようなことに自分はお金を出して習っている、ということですよね。
言える人と言えない人がいるって、
人を自分目線で選んでいて=それはワンネスから分離した意識で=条件付けしていて、レイキを知らない人からレイキについて聞かれても、自分がうまく答える自信がないから言えないと言っているのであって、エネルギーワーク自体に自分も疑念があるから言えないのではないでしょうか。
私たち教師やヒーラーが、誰に対しても堂々と正しく、レイキやその他のエネルギーワークを伝えられなければ、一体誰が伝えるのでしょうか。
家族やお客様、人に言えないような怪しい、変なことを、自分はお金は払ってまで習っていて、今後どうするつもりなのだろうと私は思いますし、そのような意図を持っているにも関わらず、それを自分のビジネスにしていこうと考えていたりします。
伝授側の意識(意図)に、疑念と自信のなさが混じっていれば、当然ながら同じように懐疑的な人を引き寄せます。
うまくヒーリングにこぎつけても、伝授側の意識の根底には疑念がありますからエゴが介入しやすくなり、相手にもそれが伝わり「よくわからない」とか言われたり、精度の良いヒーリングとはならないでしょう。
レイキマスターやティーチャーとなる人は、ただレイキの使い方を教えるだけでなく、レイキをまだ知らない人に、レイキとスピリチュアルの世界についてもポジティブに正しく伝えていくという役割があることも知ってほしいと思います。
レイキは、日本人が再発見した自然療法であるにも関わらず、その後海外へ広く伝わりました。欧米諸国でのレイキは、ナチュラルヒーリングとしてすでにお墨付きなわけですが、それは欧米諸国ではレイキがポジティブに認知されているということであり、伝授する側がポジティブな意図を持って広めていったからこそ今の現状があり、然るべき時がきてレイキは日本に戻ってきたのです。
人を意識的に選んでいる時点で、ワンネスの概念や自分のブロックに背を向けて生きているということを知ってください。
自分が人を選ばなくても、自分にとって大切な人だけが目の前に現れます。
人を選んでいる時点でそれがジャッジとなりますから、自分も人からジャッジの対象とされてしまいます。
人に対して苦手意識があるうちは、自分の中に大きなブロックがあると認識すると良いでしょう。
そのブロックが解消されると、人のことがいちいち気にもならなくなり、その存在自体を見事に忘れたりします。
嫌いという意識が自分の中からなくなるので、長時間一緒にいても気にもならなくなります。尊敬も尊重もできるし、協力もできます。
こうなると、自分の周りのあらゆることが黙っていても好転してきて、どんどん現状が良くなっていきます。
コミュニケーションの基本となるものは「愛」です。
私たちは愛由来の愛の結晶そのものです。
どんな時も愛をもって多くの人に伝えてください。
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