多くの人は、無意識に勝ち負けにこだわります。
自分の方が強いかどうか、相手の方が強いかどうか。
勝ち続けることこそ生きる意味だという人もいるでしょう。
一度でも、何度でも、勝ったことがあるなら、
自分から負けることができるかどうか、それがその後の人生を幸せにするヒントだと私は思っています。
実際、数字にこだわり始めるとキリがありません。
数字を作ることに必死になると、心のゆとりや平穏、居場所がなくなって、常にストレスから免れなくなります。
自分に対抗意識を持ってくる人間に対して、あなたがその人間と同じ土俵に上がる必要はありません。
理性的に対応すれば良いのです。
対抗意識を持たれるほど、あなたは素晴らしい!!ということなんです。
ただ、目に見える相手の表現方法がネガティブにあなたの目には映るかもしれませんが、そんなことは気にしないのです。興味があるから、魅力的だから、素敵だから妬まれるのです。
相手の表現方法に疑問や不審に感じたなら、相手に配慮して枕詞を添えてから質問することで、相手の真意を読み取れるはずです。
感情的に対応するなら子供でもできます、理性的に対応します。
勝負するなと言っているわけではなく、勝負しても構いません。
勝負する時は、いつでも『自分の弱さ』と勝負します。
あなたはただ自分のために、ただお客様のために、ただ自分の最善を尽くしていればいいのです。
会社のルールに則って勝負した結果、明らかに自分が劣っていると感じたなら、
自分が劣っている、負けたことを認めましょう。
負けることが悔しかったら、次のバネにするために人知れず努力するしかありません。
体裁や義務で努力するのではなく、自分を輝かせるためにただ努力します。
それが嫌なら、できない自分をただ笑って認めてあげることです。
同じように、他者のことも認めます。
ここで初めて、自分の許容範囲を超えていることに気づく人もいます。
その時は、仕事の仕方を変えるか、環境を変えるかしかないのです。
何を選んでも、どこを選んでも間違いはありません。
自分らしく経験を積みましょう!
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