人は、苦手なこと、嫌いなこと、忍耐を強いられるような状況に置かれた時、逃げたくなるものです。
しかし、逃げるのも、退くことも簡単で、いつでもできます。
二度と同じ問題を繰り返さないためには、その問題を消化する必要があります。
逃げる前に自分にこと細かく聞いてほしいのです。
『なぜ嫌なのか?』→『やりたくないから』→『なぜやりたくないのか』→『面倒だから』→『ほんとにそれだけの理由か?』→『前にやった時失敗したから』あるいは『やったことがないから失敗しそうで』とか『失敗して恥をかきたくないから』等々、
そっか!私は恥をかくと思ってほんとは怖かったんだね!と、自分の本音がわかるまで最後まで自分に聞いてあげてください。
多くの場合、『恐れ』から生じており、世間体に妙に囚われていたり、異常なほどに高いプライドだったりします。そうであっても決して責めないでください。
苦手意識がある時こそチャンス!、今こそ最優先すべきがその課題なのです。
逃げれば一時的に楽になるかもしれませんが、のちに同じ問題(あるいは人、出来事など)がどこまでもあなたを追いかけてきます、どこまでも、です。
その度、あなたは不愉快な思いをして気分が悪くなります。
地球という星が人間という姿で学びと成長を目的とする星なのに、逃げて成長を拒んで生きていることになりますから、成長を促すような困難で厄介な問題が次々起こるようになります。
嫌な物にフタをしていつも逃げる人というのは、逃げる癖ができているので、あらゆることにも逃げ腰で無責任になります。
嫌なこと、苦手なことが目の前に起きた時こそ、自分を大きく成長、変容させるチャンスがきたのだと捉えましょう。
嫌な状況が訪れても『自分はこの問題から何を学んでいるのか?』をいつも意識し、気づいた時、見違えるほど素敵な自分に変身します。
その機会が多い分だけ、魅力や才能が引き出され今より楽に生きられるようになります。
1日の終わりに感謝の気持ちを持って眠れるよう、自分を慈しみましょう。
これほどシンプルで安全で確実な、誰にでも即効性のある美容法はないでしょう。
『いるだけで』ポジティブな影響を与える素敵な人になります。
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