年がら年中、不平、不満、愚痴、悪口を言ってる人っていますよね。
自分が望む人生を歩んでいないために、ネガティブな思いがつい口から出てくるわけですが、そういう人は、重くて暗い低波動のネガティブエネルギーを放ち、人からエネルギーを奪っていることにはたいがい気づいていません。
話す言葉には音霊(おとだま)と言霊(ことだま)、文字やシンボルには形霊(かただま)といって、それぞれ固有の振動数からなるエネルギーを持っています。
ネガティブな話し言葉は、低い振動数からなるネガティブエネルギーを持つので大変重く粘着質で、聞かされた側にもそのエネルギーが移ります。
なので、ネガティブな話をさんざん聞かされた後疲れるのはそのためです。
そして、世の中にはネガティブエネルギーを放つ人と、その話を利く受け皿となる人が必ず存在します。
俗に言う相談をされやすい人、愚痴や悪口を聞かされやすい人がそれにあたりますが、注意しなければならないのは、いい人ぶって相手のネガティブ話をただ聞いているだけでは、自分のエネルギーを奪われ、自分が疲弊し、最悪な場合憑依されてしまうことです。
セルフイメージが低いと、好かれと思って聞きたくもないネガティブ話を一方的に聞かされ、自分の意見を言うわけでもなく、ただ聞かされるままでいると、相手は一時的に発散してスッキリしますが、また同じことをくりかえします。
たとえ、自分が何らかのエネルギーの回路を持っていたにせよ、自分が元気で快適な状態であったにせよ、ネガティブエネルギーにたちまち汚染されることはいうまでもありません。
でも安心してください。ネガティブ話をいくら聞かされても、ただ一つだけ、確実に自分のエネルギーを落とさない方法があります。
それは、その人が二度とその問題で愚痴を言ったり悩まないように、あなたが自分の中で一番いいと思った解決方法を少しでも、全部でも堂々と伝えることです。
こうすることで、自分の波動を下げることなく相手と関われます。
ネガティブな話を相手から聞かされたからといって、自分の波動まで一緒になって下げてしまわないように注意してください。
人間には自由意思があります。
相手が、あなたの意見や解決方法を望んでいない場合は、あなたはその人からこれ以上利用されないように、自分から距離を置くか、ただならぬセルフヒーリングに没頭し、自分の波動を高くキープするしかありません。
でも、それだと一般的じゃないので、普通の生活をしている人には少々きついと思います。
相手の意思を尊重する、自分の意思も尊重する、ただそれだけです。
自由意思は、相手のためにあるものではなく、こちらにもあるのです。
重くて暗い粘着質なネガティブ低波動話を毎回聞かされ、自分の意見や解放方法を提示もできない人間関係なら、そもそもネガティブ波動で繋がった人間関係だと早く気づいてください。
エネルギーの回路を持っている人は、自らのエネルギーは自らで守ることができます。
自分の肉体、自分のエネルギーは自分で守る。
一方的にネガティブ話を聞かされる時は、相手から真意を引き出すような質問をしてみるとか、その人がどうなりたいのかとか、どう生きたいと思っているのか等、相手に質問して話させるといいです。
こうすると、会話のキャッチボールができて、相手の真意を楽に引き出せます。
最終的に、自分が接することで相手の成長のきっかけになったり、自分の成長にも繋がります。
双方にとってポジティブな状態、いい状態にするにはどうしたらいいか?
人に親切にするけど、自分にも親切にする。
人は大切、自分も大切、皆大切。
自分を犠牲にする時代はすでに終わっています。