10年程前、あるエステティックサロンで働いていた時、ものすごく疲れる日と全く疲れない日があることに気づきました。
一人の施術に入っただけで、その後立っていられないほど眠くなったり、具合が悪くなってトイレで吐いたり、かと思えば5人の施術をしても平気という日もあり、お客様はもれなく艶肌で元気いっぱいに帰っていきました。
それが嬉しくて仕事をしていましたが、食べても、食べても、すぐにお腹がすくので1日6食か7食を食べていて、そのおかげで少ないお給料は食費に消え、体は日に日に痩せていくようでした。
唯一、病気はしませんでした。
その後、エネルギーワークを学ぶようになって、それほど食べなくても大丈夫になり、疲れる原因がわかりました。
施術だけでなく、自分のエネルギーを奪われていたのです。
サロンにお越しになるお客様は、日頃のストレスから解放されたい、誰かに癒されたい、心地良くなりたいと思って来店します。
人は自分のエネルギーが枯渇してくると、自分の元気を取り戻すために外部から高波動エネルギーを充電しようとしますが、その充電先を『人』から奪う形で充電する癖を持っている人が世の中にはいます。
携帯電話が充電しないと使えないのと同じように、私たちの体もエネルギー体なので、エネルギーが枯渇したら常時充電しなければ不具合が出てくるのです。
ちなみに、エネルギーを奪おうとする人の特徴を挙げると、
何でも執着・依存型あるいはコントロール型で中庸がない人、
視野が狭くネガティブ思考、
現在の自分を認めていない、
自分の能力や才能がわからず劣等感と自己否定、自己価値感の欠乏、
本当の自分を偽ってあるいは知らずに生きている、
人生の方向性がわからず同じ問題を繰り返している、
自分の人生なのに生きがいや目標がない、
などが挙げられます。
自分には能力はないが、他者は素晴らしいと認識している人、
それ要注意です。
あなたには悪意はなくとも、体は常時エネルギーを必要とするため、外へエネルギーを求めるわけです。
その充電先が人だったり、食べ物だったり、お酒など、人によって異なるわけです。
例えば、自分と比べて能力の高い人や、素晴らしいと思える誰かを前にした時、憧れと羨ましい気持ちからその人のエネルギーを欲しがるようになります。
しかし、欲しがる人は無意識なのでほとんどの場合気づけません。
問題なのが、エネルギーを奪おうとする人の想い(羨ましいなどの想念)が強すぎると生霊となって現れ、憧れる人に憑いたりします。
なので、ヒーラーやセラピスト、伝授する側の人のエネルギーがクライアントよりかなり強くなければ、伝授側のエネルギーは常に奪われることになりますし、最善どころか仕事として成り立ちません。
よく聞くのが、クライアントと一緒になって施術側が感情的になって泣くなどの行為。一見いいことのように聞こえますが、施術側のエネルギーが弱いとそうなります。加えて、自らのエネルギーをクライアントに充電させており、クライアントの生霊を自分に憑依させる行為に繋がります。
中途半端にスピリチュアルを知って、自分は直感力があるからと過信し、中途半端に他者のエネルギーを読んで自分が病気になったり、自分が誰だかわからなくなって生きている人が今の世の中、本当に多いです。
今の時代、そしてこれからの時代も、人類にとって自立と共存は切り離せません。
逆にいうと、自立と共存ができない人は時代に逆向して生きることになるということです。
私の教室で学んだ方なら、他者エネルギーの影響を全く受けない方法をご存知かと思いますが、エネルギーワークやスピリチュアルを十分に学んでいない一般人は、エネルギーを甘くみない方がいいです。
時代の流れは早く、より高速で、より高度に、より進化している時代です。
自分の良質なエネルギーが毎回奪われて、自分が誰であるかわからなくなって生きていると今生の個人のミッションは果たせません。
内なるエネルギーを活性化できた人から次世代地球へ移行されています。
人に頼りっきりで、何でも人から奪おうとする人が世の中どこにでも存在しているというのが実状です。
人任せに生きている人が人からエネルギーを奪う手段の1つとして、有益な情報を必要以上に人から得ようとする行為もその1つです。
すべての原因は、自分を知らないがために不安と恐れに苛まれ、自己否定と癒しを必要としている。
それほど、自分を知らない人が、この地球には多いというのが実状です。
自分が疲れていては、やりたいことも何もできません。
この現状をよく知って、これからも内なる神聖なエネルギーを活性化して、しあわせで楽しい進化を遂げましょう!