全国的に風疹が流行っているそうです。
感染率は、インフルエンザの場合1~3人、風疹の場合だと5~7人なのだそうです。
ニュース番組では予防接種を呼び掛けていて、日本へ来ようとしている外国人には、エボラ熱と同等のレベル2の警告をしているのだとか。
お金や財産などは自分の大切な資産として認識している人は多いですが、自分の体が大切な資産だと認識している人は少ないように思います。
多くの人は病気になってから慌てて治療を始めますが、それだと何かと負担(医療費、病気の重度、治療期間と治癒期間、精神的負担など)が大きいのです。
不慮の事故も同じです。強制的に休むことを余儀なくされた場合であれば、体はゆっくり休みたかったのです。自分をもっと見つめる時間、これからについてゆっくり考えて欲しかったのです。
病気になる手前の状態を未病といいますが、この未病の時期に自分の体を過信し、負担をかけてきた、自分の体を軽んじてきたということです。
例えば、同じ環境、同じ仕事を、ストレスがありながらも何年も働いてきたとします。そしてある時、病気が発覚または事故にあったとしましょう。
この段階で体は『これまでと同じ生き方ではもう限界です』と訴えているわけです。
こんな状態になってまで、強制的に体にムチ打って仕事をがんばろうとする人が世の中にはいますが、体はそんなことを望んでいないのです。
病気になった環境と全く同じ環境で、また同じ仕事をして、同じように生きようとする人=自分を改善しようとしない抵抗して生きる人には、もっとわかりやすい形で次の不調、次の課題、難問を出してきます。
体は心身の変化や不調がある時、必ず3回はサインを出してきます。
病気として出現したということは、このサインを過信してきたか、スルーしてきたかということになります。
自分の体を大切に扱えない人は、いくら笑顔でがんばっても満たされることはありません。
問題は病気なのでなく、目に見えないレベルで問題が潜んでいるのです。
病気を発症したのと同じ環境で、同じ仕事を続けるのなら、自分のこれまでのポジションを変えてもらうか、自分の意識を180度変えるスキルを真剣に学ぶか、職場を変えるかしかありません。
自分の体が限界だと叫んでいる声に気づけるのは、自分しかいません。
会社員なら就業規則をよく読み、休職できるなら休職し、その間好きなことをして今後の身の振り方を模索するか、あるいは次の会社を探すか、自分で仕事を始めるか、とにかく今までと全く同じ環境、同じ意識ではまた再発する可能性があるわけです。
人生そんなにせわしなく働いて、体をおかしくして、一体何になるのでしょう?
健康が損なわれた時点で、社会では使いものになりません。
健康があるから、仕事ができます。仕事が先じゃないのです。
もし、仕事が先だと思っているなら、それは根拠のない怖れからくる固定観念と強迫観念を持っている状態なので、自分を中から癒す勉強を始めた方がいいです。
休んでみればわかります。
組織で働いているなら、自分が休んでも全く問題がないことがわかるでしょう。それは少し寂しい気持ちになるかもしれません。
ですが、変わりはいくらでもいるのです。
冷たいようですが、組織ではそれが現実で真実なのです。
そんなに疲れた人に、お客様は無理に笑顔を作ってもらって、偽りの姿で接してほしいと思うでしょうか?
こういう生き方をする人は、自己エネルギーが落ちるところまで落ちるので=低俗、低級霊、低波動、低次元と同調しやすくなり、そこにエネルギーを注いで発散しようとします。
そこで招き入れた低波動エネルギーに汚染されて、また別の不調や不快感を自分の体に”もる”ことになるわけです。
自分のこと、自分の体を大切に扱えない人は、他人からも大切に扱われませんし都合よく使われます。
その価値を決めているのは、あくまでも自分なのです。
自分の体は、今回の人生を最後の時まで連れ添ってくれる乗り物で、あなたの神殿なのです。
日頃からこまめにお手入れしましょう!