挫折しても、失望しても構わない。
自分の思い通りにいかないことを嘆くのをやめれば全てうまくいく。
あなたがた一人ひとりは、神(創造主)と約束を交わされたことを忘れてはいないか。
今生での役割が各々にはある。
神に認めてもらえるよう努力はしているのか。
あなたの望みは、利己的な我欲に基づいていないか。
あるいは、人の評判ばかり気にしていないか。
あなたがたはそこで一人で誕生したわけではなく、
関わりのある存在たちとの同意があって今存在している。
あなたがなりたいように強く願うことは自由だが、
自分が願った状態になっていないからと、忌み嫌い、憎しみ、恨むことはやめなさい。
それはあなたの自我(エゴ)で神との約束を忘れている時です。
世界は、自我と有り余る我欲に溢れていることに気づいてほしい。
この世の多くの問題は、譲歩、赦し、和合で叶う。
人より秀でたいとか、人より上に立ちたいなら、人に認めてもらうより、神に恥じない生き方、神に認めてもらう生き方を粛々とすればよい。
自分に光が当たっていないように見えるのは、神の存在が見えないからで、自分に内在する光を忘れているからだ。
神は、一人ひとりに自分の光を分けてくださった。
その神を、誰に対しても平等で温和だからと、疎んじていないか。
悲しみ、苦しみ、痛みを噛みしめることで人は歓喜を知るが、
たとえ自分が望まぬ何かを差し出されても、試されても、それが自分にとって最高最善を受け取っているのだと謙虚に生きるべきであろう。
どこをどう生きてもあなたがたは学んでいるが、やり直しの連続では遅れをとり進化もない。
癒されていない心の問題は、霊的存在として具現化しない。
自我の言いなりでは、自制がきかなくなる。
自我を出しすぎると、力が入りすぎて何事も容易ではなくなる。
上辺だけ頭を下げること、知ったかぶりなら誰でもできるのだ。
あなたがた一人ひとりに必要なことは、誰の評価も気にすることなく、神のご意志と同化して体現すればよい。
真我で生きよ。
大いなる光と前進を
イエス・キリスト